日本酒はどのように作られる?

日本酒は、日本人が好きなのはもちろん、外国人からも人気があるお酒です。
日本語では「サケ」と発音しますが、国によっては「サキ」と発音するところもあるようです。

日本酒の造り方を見ると、手間ひまかけて作られていることが分かります。
まず、お米を精米するところから始まります。
糠や胚芽、胚乳を除去し、お米の外側にたくさんあるタンパク質や脂肪も丁寧に取り除かれていきます。
タンパク質や脂肪がしっかり取り除かれていないまま工程に進んでしまうと、出来上がった時の味が悪くなってしまう為、注意しながら行われます。
また、丁寧に行わなければならない理由が他にもあります。
速いスピードで精米をしてしまえば、砕けてしまったり熱を持ちお米の品質も下げてしまうので、あせらずゆっくりとする必要があるのです。

次に、丁寧に精米したお米は放置されることになります。
これを、「枯らし」とか「放冷」と呼びます。
だいたい3週間から一か月位寝かせます。
そして洗って水に漬けておきます。
そしていよいよ蒸す工程に入ります。
蒸しあがりの良い状態は、内側が柔らかくて外側がパサついている状態になることです。

糖化の働きをさせる為に麹も必要になります。
麹は、麹菌を蒸しあがったお米にふりかけて作ります。
酒母も作ります。
酒母は、酵母を増やすことです。
酒母を造る時は、室温を5度にキープしながら進められます。
これは、不要な菌が入り込むことを防ぐためだと言われています。

そして醪造りに入ります。
酒母と麹、蒸米と水を全て使って発酵させます。
「三段仕込み」とも呼ばれるのですが、造る際は3回に分けて行われます。
その後も様々な工程をたどり、熟成させます。
割水を行って、酒のアルコール度数を下げます。
そして、瓶に詰めて出荷されることになります。

日本酒は、早めに飲んでしまう方が良いとされています。
それは造る工程で火を入れたものであっても同じです。
せっかく手間ひまかけて造られた美味しいところを是非飲みたいものです。